CAアレグレ オフィシャルサイト

CAアレグレ	0−2	ACアスミ
0	前半	0
0	後半	2
【得点】
3年生、最後の公式戦でみんなに伝えた言葉は… ＜アップ前のミーティング＞ みんなが初めてこのクラブに集まったその日から今までの時間を振り返ると、決して楽しい時間だけではないと思う。コロナという今まで経験したことがない状況のなかで、当たり前のようにあると思っていた「みんなが集まってサッカーをする」というその時間が、当たり前ではなくなる不安、試合に負けて流した涙、悔しい思い、プレーが上手くいかなくて悩んだこともあると思う。楽しい時間だけではない。どんな時も、その思いを共にしてきた仲間がいる。その仲間と、このチームで戦う最後の公式戦。アレグレのユニフォームを着て戦う最後の公式戦。みんなが良い声をかけて、良い空気を作って、アレグレらしく楽しくいこう。 ＜試合直前のミーティング＞ （同じ会場で行われた）第1試合の結果で、みんなが2部リーグに降格する可能性は「0」になった。伝えたことがあるように、みんなが1部リーグで試合をしているのは、みんなが頑張った結果ではなく、先輩たちが残してくれたもの。今年は、各チームに差のない状況のなかで最後まで厳しい試合が続いた。でも、みんなが頑張った結果が、1部リーグというこのステージを後輩たちにつなげることができた。 試合の前にみんなに伝えておく。 今日の試合は、交代枠7つを必ず使おうと思う。最後の公式戦だから、みんなで良い声をかけて一緒に戦おう。 ＜試合後のミーティング＞ 試合をすれば、「勝つ」「負ける」がある。みんなの最後の公式戦は、悔しい結果になったけれども、この悔しい思いはこれからにつなげよう。 みんなに繰り返し伝えるように、サッカーよりも大事なことは多くある。 みんなに伝えたことがある言葉、「みんなは自分さえよければいい人が多い」。後半、交代枠最後の7人目が交代をした時に、ベンチにいた選手は自分が試合に出られないことが分かった。その時に、自分さえよければいい人であれば、出られないことに下を向く、ふてくされるという姿が自分の目の前にあったと思う。でも、みんなは違った。交代して入る選手に良い声をかけ、最後まで仲間のために声をかけ続けていた。自分はみんなのその姿を見て、素直に嬉しかったよ。 今日で公式戦は終わった。 でも、これからも高校に向けて大事な時間になる。みんなで高校という新しいステージに向けて、最後まで一緒に頑張っていこう。 ＜3年生の保護者の皆様へ＞ 3年間、温かい応援を本当にありがとうございました。皆様の温かい応援が、子供たちにとって大きな力になりました。子供たちにも伝えましたが、これからの時間も高校に向けた大事な時間になります。最後まで子供たちと一緒に頑張ります。