阿部 哲也 ATYサッカーアカデミーオフィシャルサイト

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GKスペトレ2日目

GKスペトレ2日目

この日のテーマは1人1人でテーマを事前に決めてもらいました。

テーマは「ハイボール」「キック」「コラプシング」

 

まず1部目は「ハイボール」と「キック」

 

 

最初は昨日学んだGKとしての基礎・基本の振り返りをして非常に安定してプレー出来ていました。

 

ハイボールはまずは実戦に近い形で横から来るボールをキャッチ

 

2人とも形・フォームが非常に良かったです。

しっかり正対して正面で捉えるようになったらもっと良くなります。

 

 

次にハイボールではないですが、相手にえぐられた状態での折り返しに対してのボールを奪う対応練習

ここも2人とも非常に良い対応をしていました。

自分の身体より前で捉えること、自分の背中を通されないことを意識できていたと思います。

 

次にポジション移動から長いボールに対してのハイボール対応

 

長いボールに対しての対応で1番要求されることは

「空間認知」と「ポジショニング」です。

 

ボールポジションに対して

・シュートはあるのか

・シュートも中へのハイボールへも対応できるポジション

・ニアへもファーへも対応できるポジション

・ボールを奪うためのポジション

 

これらを踏まえた上で最適解のポジションを取ることが要求されます。

 

2人ともあまりかぶることがないくらい良いハイボール対応ができていました。

このレベルが上がると上のレベルでは「守備範囲の広さ」が要求されますので、自分の対応できる広さを広げるように

ボールを奪い、適切に高いジャンプをすることを心がけたらもっと成長すると思います。

 

座学ではトレーニングの振り返りを動画を通じて行いました。

座学中、雷が鳴っていたので長めに深く振り返りを行うことが出来ました。

 

2部目は「コラプシング」です。

コラプシングはあまりなじみのないサッカー用語・キーパー用語ですが

簡単に言えば「足を上手く払いながらボールにアタックする技術」です。

1番わかりやすい事例として、カタールW杯日本vsスペイン戦で

試合終了間際にペナルティーエリア右側でワンツーで崩されてフリーで打たれた絶体絶命のシーンで権田選手がスーパーキャッチしてあのプレーがコラプシングです。

 

コラプシングは非常に難しく、高い技術(身体の使い方)が要求されるのですが、2人とも非常にレベル高くやってくれていました。

 

これは慣れるための簡単なトレーニングですが、安定して高い技術でプレー出来ていました。

 

より実戦に近い形でボールを動かしてトレーニングしてみると、ポジショニングを取ってから止まっていなくて身体が流れるとか

後ろに倒れてしまうとかはありましたが、しっかり修正しながら良いプレーが出来ていました。

 

最後は低いボールをゴール前に送って、まずはボールを奪うジャッジをしてから奪えるなら奪う

奪えないならシュートに対して構えて、来たシュートをコラプシングで止めるトレーニングを行い、1番実戦に近い形で行いました。

 

ジャッジの部分もシュートに対して移動して来たボールをコラプシングするプレーも最初は慣れていなくてエラーが起きていましたが

徐々に対応できるようになり、最後は素晴らしい対応が出来ていました。

 

今回のトレーニングは非常にレベルが高かったと思います。

 

明日は最終日

同じメンバーでまた選手自身で課題を持ってきてのトレーニングとなります。

明日も頑張りましょう!!

 

※私の学生時代のGKのスーパースターは川口能活さんでした!!

高校の時から彼は凄かったです!!

 

【 2024/08/15 更新】
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