2025シーズン終了のご報告
11月3日に行われた北信越大学サッカー新人戦、金沢大学との試合をもって、2025シーズンの公式戦がすべて終了しました。
2024年10月シーズン終了から選手18名という少人数の中でスタートした今年のチームでしたが、4月には28名の新入部員が入部し、4シーズンぶりに1部リーグで戦うことができました。
新人戦においては、これまで人数不足で出場辞退する年もありましたが、今年はチームとして新たな歴史を刻むことができたと思います。
部としての規律づくりやチームプレーコンセプトの策定など、さまざまな面で試行錯誤の多い1年でしたが、非常に学びの多い、そして苦しみながらも成長を実感できた1年でした。
【課題】
■ 個人のベースアップ
@ プレッシャー下での技術向上
A 正確なボールコントロール(止める・蹴る)
B 1vs1の攻防で負けない力
C 加減速(寄せる→止まる・相手を振り切る)
D フィジカルの強化(プレーパフォーマンス向上)
■ チームプレーモデルの共有
@ 数的優位を作り出す
A 意図的にゴールチャンスを生み出し、決め切る
B 意図的にボールを奪う
C 切り替えのスピード(即時奪取・帰陣)
数的優位を作り出し、チャンスを生み出す場面は増えましたが、ラストパスの精度や決定力の不足が課題として残りました。
また、ボールを失った直後の切り替えが遅く、速攻で失点する場面も多く見られました。
私たちは「勝つためだけのサッカー」ではなく、内容にこだわり、意図をもったプレーを大切にしています。
プレーの課題を自ら感じ取り、自己と向き合い改善していくことこそが、選手一人ひとりの成長につながると考えています。
トレーニングの質を高めることが、最終的には結果に結びつくと信じています。
【選手の心の成長】
大学生活の中で、部活動は学校生活の延長線上にあります。
本学の建学の精神にある
「悠久なる日本民族の歴史と伝統とに根ざした愛国心を培い、節義を重んじる人格の育成、
科学技術の研鑽に努め、以て人類社会の福祉に貢献する」
という理念のもと、人格の育成と社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
学校生活を充実させ、24時間を自己管理できる力、目標を明確に持ち努力する力、
そして「仲間のために何ができるか」を考える姿勢を大切にしています。
自分さえ良ければいいという考えではなく、相手の立場に立って行動する。
学校生活や部活動を通じて、人としての成長につなげていきたいと思います。
地道な努力を積み重ねることで、地域から応援され、周囲の人々から必要とされる存在になり、
その先に「目に見える結果」が自然と生まれてくると信じています。
【2026年シーズンに向けて】
これらの課題を一つひとつ改善しながら、次のシーズンに向けて取り組んでまいります。
まだまだ未熟な部分も多いチームではありますが、引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。