【スクールU9】低学年海南サッカー協会杯〜内発的動機づけ〜
VS 下津 1-3×
VS ミラグロッソB 5-1〇
VS 野上 2-1〇
3試合目は、よい得点の仕方ができ、勝ちきる事ができました。
練習で取り組んでいる事が発揮できた事が、一番喜ばしい事です。
子供たち全員が、外発的動機づけではなく、内発的動機づけができている状態を目指しています。
子どもたちがサッカー自体をプレーすることで満足感を感じたり、自ら上手くなりたい、勝ちたいなど、外からの影響ではなく、選手自らそのように感じて行動する状態を内発的動機づけができている状態と言えます。
少年サッカーの指導の現場では、まだまだ外発的動機づけが散見されます。
簡単に説明すると「報酬と罰」です。
・試合でゴールを決めたらご褒美として何かを買い与える。(報酬)
・試合に負けたら罰として走らせる。(罰)
これは外的な力によって選手を大人(保護者・指導者)が望む行動をとらせようとするものです。しかし、本来ゴールを決めるといった目的の報酬としてご褒美がもらえるという構図が、ご褒美をもらうという目的のためにゴールを決めるといった、目的と手段が入れ替わってしまう可能性があります。ただし、サッカーを始めたばかりの子に興味を持ってもらう為の報酬はメリットがあります。
U9のメンバーはサッカーを始めたばかりの子ではもうないので、外発的動機づけではなく内発的動機づけへシフトしていかなければ、子供たちは伸びないと思います。これと言った正攻法があるわけではありませんが、「ネガティブな事(敗北、失点、ミス)に対して叱責したり、罰を設けたりしない」「サッカーを楽しませる、好きになってもらう」ことが大切だと思います。
U9スクールコーチ土屋
【 2022/08/09 更新】