ソラティオーラ和歌山
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お知らせ
休みをしっかり取りましょう
4年生以下のカテゴリーは今週土日オフにしています。

 日本の育成年代においては、いっぱい練習することが上達につながると、考えている大人(指導者・保護者)がまだまだ多いように感じます。
たくさん活動がある事を魅力に感じて、チームを選ぶという保護者の方も多いのではないでしょうか?果たして、それは正しいのでしょうか?

 ヨーロッパのサッカー強豪国においては、育成年代も夏に一か月から一か月半休みをとる事が常識です。
 では、なぜ休みをとる事が必要かと言うと、トレーニングの成果を定着させるには、栄養を取った上で、休息をとる必要があるからです。これを「超回復」と言います。筋力トレーニングは、もちろんの事、スキル習得においても、科学的に証明されています。
  また、成長期に運動しすぎると、摂取した栄養より消費カロリーが多くなり、身体を大きくする面でも弊害になってきます。

 「日本を代表し、世界に通用する選手を育成する 」事がクラブの目標でもあるので、子供たちには、トップレベルを目指してほしいと思っています。日本は、強豪国に比べてると、途中でサッカーを辞めてしまう子が多いというデータがあります。36歳になる私ですが、U-9の指導を担当しつつ、トップチーム(シニアA)でプレーも続けています。残念ながら、私の周りでもこの年までサッカーを続けている友人は少なくなってきました。私たちのように、おっさんになってもサッカーを楽しむ存在が、日本のサッカーを支えていると思っています。(笑)トップレベルを目指すにも途中でやめてしまっては目指せません。長く続ける事が必要です。子供たちのサッカーに対する気持ちを持続させる為には、友達と遊んだり、家族でどこかに出かけたり、野外活動などサッカー以外の経験を積む機会を持たせる事も必要ではないでしょうか?長い人生を考えると、人格形成をする上でも大切だと思います。

練習を「やればやるほどうまくなる」という科学的な根拠はありません。 「休みを取る事も必要」「練習しすぎを止めるのも大人の役目」という考えを広げていきたいと思います。

屋上開放推進リーダー 土屋
【 2022/08/13 更新】
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