バレンシアCFアカデミー和歌山、中紀大会優勝⇒県大会へ
バレンシアCFアカデミー和歌山は、4月22日(土)に開催された「県中学校サッカー選手権大会中紀ブロック大会」で優勝し、6月10日(土)・11日(日)に開催される県大会に出場することになった。
この日、一回戦の箕島中学校・保田中学校合同チームに快勝した後の吉備中学校との決勝戦は一進一退の白熱した試合展開になったが、後半西林(2年生)がFKを直接決め、これが決勝点となり3−2で優勝を達成した。
この大会は二つの大きな意味を持っている。
一つは、チーム発足2年目にしての公式戦初勝利であったことだ。まだ3年生はいないものの新1年生がたくさん加入してくれて、その1年生が相手チームの3年生にもひるまず戦ってくれた。2年生は、昨年1年生だけのチームで3年生相手にも戦い続けてきた経験も大いに力となった。
二つ目は、今年から全国的に中体連の大会に地域クラブの出場が認められるようになり、和歌山県サッカー界では地域クラブも出場する最初の公式戦であったということだ。
優勝の翌日、メンバーの表情はとても明るく、全員がトレーニングのテーマをしっかりと理解して、集中して取り組んでいるのが明らかに見て取れた。県大会は3年生中心の対戦相手となると予想されるが、一試合一試合全力で強いチームにチャレンジしていく経験を積んでいくことで、遥か先の大きな夢に向かって前進を続けていってもらいたい。
(報告=バレンシアCFアカデミー和歌山スクールマスター 奥野修造)
【 2023/04/24 更新】