名古屋経済大学女子サッカー部ホームページ

暑い季節がだんだんと近づいてきてもうすでに夏のことを心配している3年生の中田琴巳です！

先日、キャプテンが2年前のインカレ2回戦・日本大学戦を観るきっかけをくれ、久しぶりに観ました。当時1年生だった私は今まで一度も全国大会に出場したことがなく、人生初の大舞台でした。皇后杯予選やインカレ予選も緊張がありピッチに立っている選手や試合に出ていない選手、サポートしてくれる仲間、監督コーチも全力でやっていたと思うけれど、インカレ本戦の空気はいつもと違って緊張感やみんなの表情、雰囲気、応援してくださる方々の声など色々なことが特別でした。すべてが非日常的に感じたのを今でもよく覚えています。
私はベンチでその空気を感じながら、今まで経験したことのないワクワク感を味わうことができました。
ピッチに立つ選手たちは試合に集中し、ボールに対して全力で向かっていて本当にかっこよく鳥肌が止まりませんでした。
試合終盤、2-3で負けている状況の中アクシデントによりラスト数分ピッチに立つチャンスをもらった私は、なにもできないまま試合が終わりました。何もできなかったけれど私はあの舞台に少しでも立つことができて、次はピッチで戦っていた選手達のように自分自身が戦力となってこの場所に戻ってきたいと強く思いました。
だけど私は弱く忘れやすいので、その時の気持ちを常に持ち続けながら努力し続けることができていなかったと思います。そんな時、映像を観るきっかけをもらい試合を観てみると当時の選手たちの絶対に負けたくないという気持ちや、必死さ、一人ひとりの責任感、集中力などが映像越しにも伝わってきて、沢山のことが今の自分に足りていないことを気づかされました。
うまくいかないとすぐに落ち込んでしまったり、自分に甘えてしまったりする自分から変わらないといけないと感じました。
日々の練習に全力で取り組むことは当たり前のことなのかもしれないけれど、今の自分が本当に毎日全力で全てやりきれているか考えると胸を張ってできていると言えないのが現実です。自分に厳しく、意識を高く持つことは簡単ではないけれどそれを当たり前にできるような自分になりたいです。自主練をしたり、わからないことを人に積極的に聞いたり、もっと自分が強くなることに貪欲になって今年こそはチームの勝利に貢献できる選手になります！

冬に、あの舞台でプレーできるよう頑張るので応援よろしくお願いします。

写真は、インカレ2回戦・日本大学戦が行われたヨドコウ桜スタジアムで、こんなすごいところに自分が立てていることがあまりに嬉しく興奮していた1年生の時の私がウォーミングアップ前に1枚だけパシャリと撮ったものです笑

（人間生活学部  教育保育学科  3年 中田琴巳）