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カタール ワールドカップ観戦記B スペイン戦の疑問
カタール ワールドカップ観戦記B
スペイン戦の疑問
 
今この記事を書き始めたのは、2022年12月5日(月)21:15。決勝トーナメント一回戦クロアチアとの試合のおよそ3時間前だ。
やっと、2-1で勝ったスペイン戦のことを書き留めておく気になった。
スペインはなぜ、必死になってプレーしていた日本を相手にあんなに気を抜いた、日本を舐めていたとしか思えないような失点の仕方をしたのだろうか。
伊東の30m近いダッシュからの空中のルーズ・ボールの奪い合いを見て集中力を一気に高めたとしても不思議ではないのに、そのボールを受けた堂安に対応したのは、次代のスペインを背負うはずのペドリだったが、なんとも気の抜けた対応で、堂安のカットインを許してしまったばかりでなく、その後も一歩も追うことなく堂安の見事なシュートを見送っていた。また、シュート・コースを狭める役割のDFのポジショニングも甘く、そのせいでGKはシュートが自分の右側に来る可能性もあったために、実際の自分の左側へのシュートに対する反応も遅れてしまわざるを得なかった。
日本の2点目のシーンでも、三苫が1mmの可能性を求めて必死にボールに足を延ばそうとしていた時、スペインのゴールマウスにいたDFは早々と両手を上げてボールがゴール・ラインを割ることをアピールしていた。
スペインにとっての二つの失点シーンの集中を欠いたとしか思えないプレーが、なぜサッカーの超一流国のスペインでも、しかも代表チームでも起こるのか不思議でならない。今度イニエスタ選手にあった時に、ぜひ聞いてみたいと思っている。
何はともあれ、日本の善戦は本当にチーム一丸となった神がかった試合だった。全日本の親善試合の相手がミドルセックスワンダラーズであったことや、神戸でベンフィカ・リスボンのエウゼビオのプレーを見て驚愕したことを記憶している身としては、相手が少し日本を見下したかのような試合をしてくれた時には、ドイツやスペインにも勝てるようになったということは、本当に目もくらむ感覚になる。
間もなく2時間半後に始まるクロアチアは、たぶん本気で試合に臨んでくるであろう。この試合でこそ、日本の実力の現在地がわかるであろうと考える。
今回は時間に追われて文章の推敲ができていないので、乱筆乱文をお許しください。
 
2022/12/05 21:43
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