氏名:石田昂輝
学部学科:スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科3年
出身高校:創志学園高等学校
サッカー歴 :井原FC→Arcobaleno FC
リーグ戦では、昨年の上位3チームと対戦し、1勝1敗1分という結果でした。特に第3節は、勝てる試合を引き分けにしてしまい、チームに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして、チームを勝たせることができない自分に、強い嫌気も感じました。
第2節の新潟経営大学との試合では少し調子が良く、「自分は下手だ」ということを忘れていたと思います。
自分には、キャプテンの山岡や東井のように、チームを引っ張るリーダーシップや、チームをまとめる力はありません。
だからこそ、プレーでチームを引っ張っていかなければならず、それ以外に自分にできることはないと思っています。
この春、新入生が加わり、キーパーは全員で6人になりました。その中には、自分にはないものを持っている選手もいます。
それでも原監督は、そんな自分を試合で起用してくださっていて、本当に感謝しています。
本来ならば、結果でその恩に応えるべきところ、チームを勝たせることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
天皇杯福井県予選でも準決勝で福井ユナイテッドに5失点し、やはり勝たせることができませんでした。
自分には足りないものばかりです。
だからこそ、もっと謙虚に、地に足をつけて、日々の生活やトレーニングに取り組まなければ、今年もまた、終わった時に泣いて終えることになると、あらためて感じました。
自分は身長が高くありません。背の高い選手とは、持っているものが違います。
しかし、それを言い訳にして諦めたくありませんし、言い訳にしたくもありません。
身長がないならば、技術と判断力で補えばいい。そう思っています。
そのためには、練習や日常生活がとても重要です。
みんなの2倍、3倍練習し、食事ではしっかり栄養を摂り、筋肉もつけていかなければなりません。
練習できる時間があるなら、朝早くでもやりますし、大学の練習前にも取り組みます。
目標とする選手を見て技術を盗み、少しでも高いレベルでプレーできるように努力します。
誰よりも練習し、体のケアも欠かさず、この1年で個人としてもチームとしても目標を達成し、最後には笑って大学サッカーを締めくくりたいです。
チームとしては、大臣杯で新潟医療大学を倒し、全国出場。
リーグ戦ではインカレ出場を目指します。
個人としては、大学卒業後、JFL以上のチームでプレーできるよう、謙虚に、誰よりも努力し、「工大のキーパーはやばい」と思われるような選手になります。
今年はサッカーにすべてをかけ、引退の時にはチームで笑って終えたい。
4年生6人で、笑って終われるように頑張ります。怪我でサッカーができない同級生の分まで背負って。
これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。