福井工業大学サッカー部オフィシャルサイト

私が初めてサッカーに触れたのは、小学一年生の時でした。それが、私のサッカー人生の始まりでした。当初は淡々とプレーしていましたが、小学四年生になる頃にはサッカーの楽しさを実感し、夢中になっていきました。小学六年生の時には北信越大会で優勝し、全国大会にも出場することができました。この経験を通じて、サッカーへの情熱はさらに高まりました。

もっと上達したいという思いから、中学ではクラブチームに所属し、高校は福井工業大学附属福井高校に進学しました。しかし、高校時代には三度にわたる大きな怪我を経験し、サッカーを続けるかどうか真剣に悩むこともありました。それでも、仲間や友人の支えのおかげで乗り越えることができました。ただ、怪我の影響で試合に出られない期間が多く、高校サッカーを振り返ると悔いが残っています。その悔しさを糧に、「このまま終わりたくない」との強い思いから、福井工業大学に進学しサッカーを続ける道を選びました。

今年の4月には原監督が就任され、約半年以上が経過しました。この期間に、チームも個人も大きく成長を遂げたと実感しています。チーム内では当初、それぞれの意見が衝突する場面もありましたが、今ではお互いがチームのために建設的な意見を言い合えるようになり、少しずつ団結力を高めています。個人としても、自分がチームのために何ができるのか、今何をすべきかを考えながら取り組む姿勢が身についてきました。

そんな中、私はプレーオフを前に前十字靭帯を損傷する大怪我を負ってしまいました。この怪我を機に、上半身の筋力強化や、自分の弱点であるヘディングの技術向上に力を入れようと考えています。リハビリを着実に進め、必ず以前よりも成長した姿で復帰することを目指しています。

今年、福井工業大学サッカー部は北信越一部リーグへの昇格を果たしました。来年からは、より厳しく熱い試合や練習が待っていると予想しています。それらを乗り越えるためには、日々の練習や生活をより一層大切にする必要があると感じています。サッカーだけでなく、普段の生活にも意識を向け、これまで支えてくださった監督、コーチ、家族への感謝を忘れず、復帰後には福井工業大学に貢献できるよう努力してまいります。

これからも熱い応援をよろしくお願いいたします。