私は大学に入学した当初、サッカーに対する情熱を失いかけており、練習を休むことも多く、思うように打ち込めていませんでした。それでも試合に出場する機会を得ることはありましたが、自分の持っている能力を十分に発揮することができず、思うようなプレーができないことに苛立ち、不貞腐れてしまうこともありました。
しかし、そんな未熟だった私を、4年生の先輩たちは決して見捨てることなく、仲間として信じ続けてくれました。その支えがあったからこそ、私は徐々に意識を変え、チームの一員としての自覚を持つようになりました。さらに、今年の4月からは原監督のもとでリーグ戦に臨みました。思うような結果を残せない試合もあり、苦しい時期もありましたが、それでも原監督は私を信じて起用し続けてくださいました。その信頼に応えたいという気持ちが、私のプレーに対する姿勢をより真剣なものへと変えていきました。
そして迎えた1部リーグ昇格を懸けたプレーオフ第1節では、自らゴールを決めることができました。この瞬間、これまで私を信じ続けてくれた方々へ、少しながらも恩返しができたと感じています。また、このゴールによって自分自身のプレーに迷いがなくなり、大きな自信を得ることができました。
続くプレーオフ第2節の結果により、チームの目標であった1部リーグ昇格を果たすことができました。これまでの努力が実を結び、喜びとともに感謝の気持ちでいっぱいです。今シーズンのリーグ戦も残すところあと1試合となりましたが、今まで支えてくださったすべての方々への感謝を胸に刻み、最後まで全力を尽くしたいと思います。そして、共に戦ってきた4年生の先輩方を最高の形で送り出せるよう、再びゴールという形で恩返しの気持ちを表現したいと考えています。
応援、よろしくお願いいたします。