氏名:馬場涼太
学部学科:スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 4年
出身高校:三重県立四日市四郷高等学校
サッカー歴:川島SS→三滝中学校
16年間のサッカー人生が10月に終わりました。振り返ってみると、本当にさまざまなことがあったと感じます。
小・中・高では、ただサッカーが好きで、毎日ボールを追いかけていました。しかし、大学に入ってからは、「好きでやっている」という感覚が薄れ、「やらされている」と感じることが増えていきました。また、大学サッカーに適応できないと感じることもあり、些細な言い訳をつけてサッカーから逃げていた時期もありました。
それでも、「このまま中途半端な気持ちでサッカー人生を終わらせたくない」と思っていた時に、原さんが監督として来てくださいました。それがきっかけで、「あと半年、本気でサッカーと向き合い、やり切ろう」と決心しました。
しかし、なかなかパフォーマンスが上がらず、試合にも絡めない時期が続きました。そのたびに「もう部活を辞めてしまおうか」と思いましたが、キャプテンが背負っているものや、これまで一緒に戦ってきた4年生の仲間たちの気持ちを考えると、「最後まで戦って、みんなで引退したい」と強く思うようになり、さらに気持ちに火がつきました。
最後の試合に出場することはできませんでしたが、4年生だけでなく、後輩のみんなやベンチに入れなかった仲間も含め、全員で戦っているのを感じ、「サッカーを辞めずにここまで続けてきて本当に良かった」と心の底から思いました。
また、最後の試合には家族も観に来てくれました。かっこいい姿を見せたかったのですが、自分の実力不足で、試合に出場する姿を見せられなかったことが申し訳なく思います。それでも、家族の支えがなければ、ここまで本気でサッカーを続けることはできなかったので、心から感謝しています。
後輩のみんなには、残りの大学サッカーを存分に楽しんでほしいと思います。苦しい練習や、思うようにいかないこともあると思いますが、最後まで諦めずに全員で頑張ってください。
自分も、社会人として新たな道を歩むことに不安はありますが、お互いに頑張っていきましょう。
そして、原さん、白崎さん、本当にありがとうございました。4年生のみんなも、本当にありがとう!
最後に、16年間支えてくれた家族のみんな、本当にありがとうございました!